読書

石田梅岩の思想:商人としての正しい在り方

石田梅岩という思想家をご存知だろうか?石田梅岩は江戸時代に京都にて商人としての道を歩み、その後は思想家としてあるべき人の道について説いた、日本を代表する思想家の一人である。世界中で貨幣経済が大発展した近世から現代までにおいて、日本があっと…

「小確幸」小さいけれど確かな幸せを見つける。

「小確幸(しょうかっこう)」という言葉がある。「小さいけれど確かな幸せ」を略したもので、作家・村上春樹により生み出された造語である。 生活の中に個人的な「小確幸」(小さいけれども、確かな幸福)を見出すためには、多かれ少なかれ自己規制みたいな…

「晏子春秋」に学ぶ、人として正しい生き方とは。

晏子(晏嬰)の言行録をまとめた「晏子春秋」から、人としての正しい生き方について学びます。

宮城谷昌光『晏子』が最高に面白い。あらすじと感想。

宮城谷昌光作品の中でも傑作と言われる小説『晏子(あんし)』が非常に面白く、終章まで一気に読み切ってしまったのでご紹介したい。もともとはというと、はてなの読者さんからコメントで『晏子春秋』をオススメされたので早速読んでみようかと思っていたの…

「清貧」豊かな心で自由に生きる思想

「清貧」の意味について、具体例を交えて説明しています。

『国富論』の本質、『見えざる手』の誤解

アダム・スミスの「国富論」について前著「道徳感情論」を基に解説します。

宇垣美里の「自分に課す7つのルール」が面白い。

他人の人生を覗くのが好きだ。 時には感動するし、時には参考になるし、時には疑問を抱く。そうしてまた新しい自分ができあがっていく。そんな自分にまた出会えることが好きだからなのかもしれない。 そんなこんなで少し気になっていた、アナウンサーである…

生きる指針を見つける『ロールモデル思考法』

ロールモデル思考法という、私に相性の良い考え方がある。 これは梅田望夫氏が著書『ウェブ時代をゆく』の中で提唱している思考法で、自分の「好きなこと」や「向いていること」を見つける手法の1つとして挙げられる。ただしそれに限らず、自分の生きる指針…

『論語と算盤』に生きる。

『誠実に生き、社会に貢献する』 恥ずかしながら、これが私の志である。と言っておきながら、これが全くというほどに出来ずに、最終的に軽症うつを患うことになった。すなわち自分自身を見つめ、自身の行動を改めることが出来ず、社会に振り回されて休職した…